2025/12/13(土)ルーペ付き電気スタンドの修理

ルーペ付き電気スタンドOAL-8066G-Wが暗くチラつくようになった。予備の蛍光灯に取り換えてまだ1年程度なので回路の問題と断定して一旦分解してみた。使われている蛍光灯はFHC22EDというインバータ用だ。
基盤も電解コンデンサーも外観異常はない。回路を追いかけてみたいが面倒なのでそれらしい回路をネットで引くと守谷工房さんのサイトに載っていた回路に近そう。AC100Vを倍電圧整流している様で2つの電解コンデンサの端子電圧を測ると片側は140Vだがもう片方は10V程度。取り外して容量を測定するとやはりNG。ダイオードはOK。
交換部品を調べると秋月電子で200V 22uFが30円で売っているが今日中になんとかしたいので大阪の日本橋へ遠征して来たが・・・。
共立電子では250V 22uF*1はニチコン製のVRシリーズ。85℃品で直径が12mmと太い。10mmは250V 10uF*2となってしまう。1本62円なので取り合えず購入。
次に千石電商だと日​本​ケ​ミ​コ​ン製の250V 22uF*3が10mmで105℃品でサイズもぴったりだが値段が高い。躊躇したが此処まで電車代まで費やして来たので渋々購入。2本で420円。うーん。腑に落ちない。
家に帰ってきて半田付けして修理完了。今日は、秋月で2本60円の電解コンデンサを入手するだけの為に幾ら散財したのだろう。
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2025/12/15追記
千石電商さんで購入した製品は日本ケミコンのEKXJ251ELL220MJ16Sで105℃/10,000時間という長寿命・高耐久性の現行品*4でした。従って値段が高いのは当然の事だった。後からこの事を知ってスッキした。納得。

2025/11/01(土)National ベルトランス/チャイムトランス の想い出

近所のハードオフに中古のベルトランスを見つけた。状態が良かったのと非常に懐かしい記憶が蘇ったので購入して来た。
電源コードとプラグが付いていなかったので少し配線が必要だが、ビニールテープを使いたく無いので、別途購入してきた中間スイッチを経由して接続した。よく見ると「チャイムトランス」となっている。
EC13K

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2025/10/05(日)歪の少ない455KHz発振回路(セラミックフィルタ SFU455B使用)

家に死蔵しているセラミックフィルタ(中国製) SFU455Bで発振回路ができないか試してみた。旨く行けば455KHzの簡易発振器が出来上がるのでは?
SFU455 oscillator 455KHz

最初に三端子セラロックと同じように組んでみたが何故か2.09MHzというとんでもない周波数で発振した。
成功した回路では無調整回路とは思えないくらい綺麗な出力を得ることが出来た。しかし出力インピーダンスは高く100K→10Kでは発振が止まってしまう。周波数をピッタリ455KHzに追い込めるかは追試が必要だが、455KHzが欲しいなら別のデバイスを使った方が良さそう。
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二次高調波が基本波より40dB以上少ない。簡単に見積もってひずみ率1%くらいか。
セラミックフィルタによる455KHz発振回路


最終的にはよくある変形コルピッツ回路へ変更。その結果高調波が殆ど見えない程度まで綺麗な出力となった。これで周波数が455KHzピッタリなら文句無いのだが。
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murataのSFU455Bのデータシート*1では単体での中心周波数が462KHzでIFTと組み合わせて455KHzとなっている。
この場合、セラミックフィルタの出力にIFTを接続するとばっかり思っていたが、正しくはセラミックフィルタの前にIFTを接続するhttps://suzushoweb.com/pdf_file/58070ee304a5c.pdfのが正しいのか。

2025/08/11(月)ServersMan@VPS から離脱

2010年7月からお世話になっていたDTIのServersMan@VPSサービス*1が2025年10月31日で終了という通知*2が来ていたが、やっと重い腰を上げて移行作業を実施した。月額500円(ワンコイン)でMEM 1G HDD 50Gでroot付き固定IPアドレス付きという非常に便利だった。しかし流石に利用者側でOSまでアップデートする事は出来ず、CentOS 5.11で最後まで使っていた。OSを最新の物に契約変更しようと思っていたが仕方がない。
という事で新しいサービスに移行が完了した(詳細略)