2025/11/01(土)National ベルトランス/チャイムトランス の想い出
電源コードとプラグが付いていなかったので少し配線が必要だが、ビニールテープを使いたく無いので、別途購入してきた中間スイッチを経由して接続した。よく見ると「チャイムトランス」となっている。

小学生位の時に手に入れたのは確かに「ベルトランス」だったと思う。Panasonicのカタログを見ると幾つかの種類が見つかった。遠い記憶で4V-0-6Vだったハズ。今回入手したのは8V端子が付いて取り出せる電流も多いトランスで商品名も異なっていた。しかしこれらの商品は2020年に生産終了となっている。

入手したこのベルトランスは小学生時代の宝物だった。何せ子供のおこずかいで買った高価な乾電池は直ぐに無くなってしまうが、このトランスからはずーっと電気を得ることが出来るのだから。そして単なるトランスとは違いケースに入っていて且つ端子台も付いているので扱いが非常に便利だからだ。当時、豆電球は光るが模型用のマブチモータが回らない理由が判らなかったが、図書館の本でセレン整流器やダイオードで直流にするとモータが回ると書いてあった。当時はテレビやラジオやバイク迄もあちらこちらに無造作に捨ててあった時代だ。直ぐにセレン整流器を入手してモータを回すことが出来るようになった。そして拾ってきたバイクの鉛バッテリーを自分で充電する迄に至り、部屋の中が拾ってきたガラクタだらけになって行った。うーん懐かしい。

ラジオから真空管を取り出すのは簡単で昔の真空管式ラジオは裏蓋がネジ止めなどされておらず嵌め込みされているだけ。真空管はソケットから引き抜くだけ。その中でも子供ながらにカッコいいと思えたラジオの出力管UZ-42が今でも手元にあるのでヒータだけ接続して当時を懐かしんでみる。あったかい。オーディオ界隈では真空管が高騰しているとの事だがラジオ球であれば今でもヤフオク*1で安く手に入るんだなぁ。